初めてのひろのぶさん。

2018年2月某日

その日は会いたかった人に会えた日だ。

 

田中泰延(たなか ひろのぶ)さん。

 

青年失業家であり。

 

写真者である。

 

私がご紹介するなんて野暮と思うので皆さんで検索してほしい。

 

タナカヒロノブ。

 

私は敬意を込めて「ひろのぶさん」または「党首」と呼んでいる。

 

党首。

 

この説明を私がするのは意味がわからなくなるので割愛する。

twitterで「ひろのぶ党」と検索してみてほしい。

 

本当に意味がわからないと思う。

 

記憶を辿り、思い返してみる。

ひろのぶさんの第一印象。

 

「ああ、この人はフォントをサイズと太字で強調するなぁ。」

 

でも

映画評然り、書評も然り。

 

そして写真にも愛があった。

正確にはそこに愛があると後に知った。

 

対象に興味を持って、深く理解し、膨大な知識の上で表現する。

 

相手に興味を持つことを「愛」と呼んで良いと思う。

 

ひろのぶさんは愛を持って書いている。

愛を持ってふざけている。

 

 

いきなりで恐縮だけれど少し自分の内面について書いてみる。

 

ひろのぶさんに便乗して、自己分析をしてみる。

 

私はインターネットが好きだ。

 

自由で軽快で気軽な世界に魅了されている。

そして不意に訪れる出会いに感動する。

ビジネスにもなる。

 

twitterが好きだ。

 

世界がつぶやいている。

自分の知識を惜しげもなく披露してくれる。

飼い猫や犬の写真を見せてくれる。

政治に意見を唱える人もいれば、日本を愛してやまない人もいる。

 

くだらないことを呟く人が好きだ。

大喜利を始めてしまう人が好きだ。


Twitterは広く世界を見渡せる本の目次のようだ。

 

でも、ひとたびインターネットからリアルな世界へ場所を移すとすごくすごく窮屈になる。

 

私は人に強く意見することが苦手だ。

嫌われたくはない。

人から拘束されることが嫌いだ。

ご飯を食べる時間くらい、自分で決めたい。

朝起きる時間、仕事を始める時間を誰かが決めた枠に合わせるなんて苦痛だ。

 

でも現実はネクタイを締めて、毎朝起きて会社に出社している。

 

日中の仕事が終わると、個人で活動している企業や個人作家さん、飲食店さんのサポート(プロモーションやデザイン、業務効率化のサポート)の仕事を夕方から始める。

 

自分の娘、息子と会話をすることが一番楽しい。

 

でも奥さんと子供が寝ている間に出掛けて、寝た後に帰宅することも多い。

自由になりたい、けど今でも誰かが拘束する時間の中で生きている。

日中の仕事を離れ、個人の活動で100%稼いで生きていきたい。

 でもまだ叶わない。

 

自分の人生、自分が主役じゃないなと感じることもある。

でもインターネットは自由だ。

 

毎日、何時にログインしろとは言わない。

時間を過ごすには最適だ。


年上だけという関係性で下っ端なんだから元気を出せとも言わない。


一方的に考え方を押し付けたりはしない。

選ぶ自由を与えてくれる。

 

自由で、くだらなくて、楽しくて、考えさせられて。


ひろのぶさんは「インターネット的な言葉」を

私に体験させてくれる存在だった。

 

 話を戻して、今回なぜひろのぶさんとお会いできることになったのか。

 

ある日、ひろのぶさんのフォロワーのプロフィール写真が共通していることに気づく。

 

あとでわかったことは、ひろのぶさんに撮影してもらった写真を皆さん自身のプロフィールに使用しているのだった。

 

撮影してほしい、私も。

 

気軽にリツイートでつぶやくと、撮影仕事の相談を受けてくれることに。

 

インターネットがリアルになった瞬間だった。

 

すぐにDMを送ろうと長文を打った。

(確か深夜風呂の中で書き、一度消してしまった記憶がある)

 

とりあえず具体的に依頼内容を書いた。

 

拘束するであろう時間、被写体、撮影場所etc

あとあとひろのぶさんに「話と違う」と言わせてはいけないと思った。

ひろのぶさんの書いた記事の感想も書いた。

 

うざくなっても良いので、一発勝負と思い一気に書いた。

 

だいぶ長文になったけど、送った後はスッキリした。

 

格好つけて構成を考えたり、面白いことを言おうと考えずに指が動くならと勝手気ままに書いた。

 

少し不安だった。

大好きなインターネットのひろのぶさんが、リアルなひろのぶさんになった時。

想像と違った、ネットとリアルは違うんだと感じることに不安だった。

(それを上回るお会いできる喜びや嬉しさはもちろんあったうえで依頼しておきながら、少し失礼な表現になってしまいました。)

 

ありがたいことにひろのぶさんは仕事を請けてくださった。

 

そして当日を迎えた。


車の渋滞で10分ほど遅れることを申し訳ないとわざわざ連絡をくれた。

出会う前からひろのぶさんは優しくて、気遣ってくれていた。


待合せした場所へひろのぶさんが車に乗って現れた。


....続きはまた改めて。

 

ひろのぶさんと過ごした数時間の不思議な体験を書き残したい。

     



「何者かになりたいんですよね」

 

あの日、確か私はそんなことをひろのぶさんに言った気がする。



撮影場所  :  qroth