amazonを超えるサービスを実現した二人のいじめられっ子。

B-DASH.INC -虐げられたパシリから抜け出したアイデア。-

 

luiz (ルイーズ)とparo(パロ)はどこにでもいる普通の高校生だ。

運動部に所属し、放課後はスケートボードで遊び、クラスメイトのマドンナを週末のデートに誘う作戦をハンバーガーショップで夜遅くまで話す、いたって普通の高校生である。

 

彼らにも同世代の高校生と同じく、意地の悪い先輩がいた。

先輩の命令は絶対である。

「プレイボーイの新刊を買って公園まで来い、10分以内にな」

 

メッセージが届くたび二人はため息をつきながら、スニーカーの紐を固く結び直す。

 

初めは冗談だろうと思い、無視していたのだが、翌日学校でチューイングガムを噛みながら

2人のクラスまで先輩がやってき、二人を使い古した絨毯を踏むような目つきでこう言った。

「次、無視したらダイエットコークで満タンのバスタブに頭から突っ込んで、髪の色を変えてやるからな」

 

先輩が本気であるとこ、そして逆らったり逃げたりすることが今後のスクールライフに影響することを二人は瞬時に察し、先輩の命令に対して完璧に応えようと決意した。

 

「コミックの新刊を15分以内に家まで持って来い」

「明日のデートで行く映画のチケットを買って来い30分以内にな。」

「ドミノピザの新作を1時間以内に届けろ」

 

luiz (ルイーズ)とparo(パロ)はまずは町内にあるあらゆるショップのリストを作り上げ、地図に落とし込んだ。そして、最短経路でショップと目的地をつなぐ訓練を毎日繰り返した。

 

1年もすると先輩が欲しがる商品のパターンが蓄積され、あらかじめ用意しておくことさえ容易になっていた。

「月曜日はアメフトの練習終わりにレッドブル。」

「木曜日は週末のデートに向けてイベント情報誌」

「土曜日は家でサッカー中継を見るからピザ」

 

幸い先輩はパシリに行かせるだけでお金はくれた。

 

二人の想像を超えたホスピタリティに先輩は信頼を置くようになっていた。

 

卒業する間際には今月かかるであろう商品代を先払いし、二人に預けるまでに信頼を寄せていた。

やがて先輩が卒業すると二人は今まで培ったノウハウを生かし、注文から1時間以内に自宅へ商品を届けるサービスを始めた。

 

まずは書籍からはじめ、いずれは食品からアパレルまで取り扱う予定である。

 

*社名のB-DASHは本(BOOK)を急いで(DASH)届けるサービスが由来とのこと。

なお、これらの団体、組織は実際に存在するのかしないのかはわかりません。

私の妄想です。

同じ社名の企業がもしかしたら存在するかもしれませんが、知ったこっちゃありません。

 

ロゴを思い浮かんだので勝手にストーリーを加えてみただけです。

 

デザインのお仕事などお気軽にどうぞ!